登山中思ったこと。
急な山道を歩いている。しっかりと足を踏みしめて。
あ〜、人生そのものだ。
ヒステリックな両親のもとで育ち、常に言う事を聞く真面目な子供だった。遊びだって、進路だって親の言う通り、心を押さえつけられて生きてきた。
社会人になり、恋愛をし、結婚して家を出た。
ここから 私の人生が始まったと言っても過言ではない。
初めて 心から愛する人、心を許せる人、頼れる人に出逢った。
結婚して30年!
いろんな事があった。
苦しいときも、辛いときも、必ず朝がきて 明日になった。
私は毎日 自分の足で今日を生きてきた。
旦那さん、子供たちはもちろん 大好きな人たちが私のまわりにいる。ありがとう。
おととい テレビで さだまさしが歌っていた。
"私の人生の主人公は 私"
その歌詞が心に響いた。
しんどい山道を 旦那さんの背中を見つめながら 重い足を持ち上げ 前に進む。
一歩一歩 かかとを踏みして。
一歩先には 私の未来が待っている。
進もう!